2021年はコロナウイルスの影響もあり海外の選手が日本に来るのが難しいため、実質日本に住んでいる人しか出れないプロの大会が開かれます。
カテゴリはメンズフィジーク のみのようです。
なのでこれまでプロになった9人の中で誰が一番なのかを決める大会となっています。
日本のフィジークはJBBFとNPCJの2団体が主要だったのでこれまで並んだことのないエドワード加藤・佐藤正悟などのJBBF勢vs JIN・カネキンなどのNPCJ勢のオリンピアをかけた戦いが見れます。
日本のフィジークの大会で過去一番の盛り上がる大会になると思います。
大会を楽しむためにも出場選手達を把握しておきましょう。
TOKYO PRO 正式な出場者 発表
上記の8名が正式にTOKYO PROに出場する選手です。
カネキン選手はコロナで出場を辞退
長谷川選手はナチュラルでプロになったのもあり、勝つのは難しいので辞退したんだと思います。
意外なことにクラシックフィジーク の市川選手がフィジーク に出場するようです。
IFBBはプロになればどのカテゴリーでも出場できるのでクラシックフィジークでプロになった市川選手もフィジークのプロ戦に出れます。
クラシックフィジーク のプロ戦は日本では無いのでただ大会に出たかったから出たかもしれません。
最後に最新のSNSでの動画や写真を見ての優勝予想をしたいと思います。
現在予想は小池選手が優勝すると思います。
間違いなく過去最高のコンディションと大きさなので審査基準次第ですがバランスを過度に重視した審査にならないのなら確実に優勝だと思います。
悲報 カネキン TOKYO PRO 辞退
カネキン選手がコロナウイルス陽性のため大会を辞退すると発表しました。
個人的にはカネキン選手は上位に来ると予想していたのですごく残念です。
本人も動画で自分がいないと日本一を決める大会とは呼べないとおっしゃていますがまさにその通り
日本にフィジークを広め盛り上げてきたカネキン選手が出場できなくなるのはすごく残念です。
TOKYO PRO 詳細
正式名称 | IFBB PROFESSIONAL LEAGUE × FWJ EVOLGEAR PRESENTS TOKYO PRO MEN’S PHYSIQUE SUPER SHOW |
開催日 | 2021年8月29日 [ 日 ] |
会場 | ベルサール高田馬場 イベントホール 東京都新宿区大久保3丁目8-2 住友不動産新宿ガーデンタワーB2・1F |
同日、同会場でBEEF SASAKI CLASSIC も開催されるようです。
BEEF SASAKI CLASSICは一般の人でも出場可能となっています。
チケットは大会の2週間前から販売開始のようです。
ではここからはIFBB PROのフィジーク 選手を紹介していきます。
竹本直人
元JBBFの選手で大会の結果は
- 2016年 JBBF オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会メンズフィジーク 40才以下176cm超級3位
- 2017年 JBBF オールジャパン・メンズフィジーク選手権大会メンズフィジーク 40才以下176cm超級3位
優勝経験はなかったようですがオリンピアアマチュアラスベガスのクラスE優勝、オーバーオール2位でプロカードを獲得しました。
日本人初のIFBB PROの1人です。
既に2019年のJAPAN PROでプロデビューしています。
結果はサードコールでしたが2年経ってますのでこの時より進化した体が見れると思います。
田口純平
元JBBFの選手で大会結果は
- 2015年 BEST BODY JAPAN 日本大会 2015 総合優勝
- 2017年 GLOBAL CLASSIC MENS PHYSIQUE 優勝
- 2018年 JBBF オールジャパンメンズフィジーク選手権大会176cm以下級 優勝 オーバーオール 優勝
JBBFの大会でも優勝しており、日本での実力はトップの選手でした。
竹本選手と同じくオリンピアアマチュアラスベガスでクラス別優勝オーバーオール3位でプロカードを獲得しています。
日本人初のIFBB PROの1人です。
2019年に海外のプロ大会でプロデビューを果たしています。
その後2年間大会には出ていないのでどんな体になっているか楽しみですね。
小池友仁 JIN
NPCJの選手で大会の結果は
- 2015年 NPCJ フィジークオーバーオール 優勝
- 2016年 マッスルマニア フィジーク175cm以上 優勝
- 2015年17年 NPCJ フィジーク 175㎝以上 優勝
- 2016年 マッスルマニア フィジーク 175cm以上 優勝
- 2018年 NPCJビーフ佐々木クラシック 175㎝以上 優勝
NPCJの+175クラスの絶対王者でした。
JINさんはプロへの思いが強い人でIFBB PROへの道が開かれる以前はマッスルマニアという団体のプロを目指しておりクラス優勝しています。
マッスルマニアではプロになれませんでしたが、2019年のHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC(Japan Open)でオーバーオール優勝してプロカードを獲得しました。
竹本選手と同じく2019年のJAPAN PROでプロデビューしています。
結果はサードコールでしたがバルクは日本人プロの中では一番なのでTOKYO PROの結果が楽しみです。
湯浅幸大
竹本選手と同じく2019年のJAPAN PROでプロデビューしています。
- 2008年 JBBF 東京オープンボディビル選手権70㎏級 優勝
- 2014年 JBBF 東京クラス別ボディビル選手権ミスター70kg級 優勝
- 2015年 JBBF 東京選手権男子フィジーク172cm以下級優勝
- 2015年 JBBF オールジャパンメンズフィジーク選手権大会172㎝以下級2位
- 2016年 JBBF オールジャパンメンズフィジーク選手権大会172㎝以下級チャンピオン
- 2016年 中国北京アジア選手権メンズフィジーク172㎝以下級 2位
- 2017年 アーノルドクラシック オハイオ 優勝
- 2018年 マッスルコンテスト ベトナム 優勝
- 2018年 IFBBオリンピアアマチュア ラスベガス 優勝
- 2018年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER CLASS B 2位
- 2018年 IFBBオリンピアアマチュア インド 優勝
- 2019年 IFBB HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC(JAPAN OPEN) 優勝
ボディビルからフィジーク に移った選手で、ボディビルで優勝できるほどのバルクを持っています。
海外の大会にいくつも出場しておりクラス優勝しまくっています。
なかなかオーバーオールで勝てずにいましたが2019年のオリンピアアマチュア中国でオーバーオール3位プでロカードを獲得します。
竹本選手、小池選手と同じく2019年のJAPAN PROでプロデビューしています。
日本人で唯一ファーストコールで呼ばれました。
TOKYO PROの優勝候補です。
金子駿 KANEKIN
NPCJの選手で大会の結果は
- 2015 JBBF 関東オープンフィジーク 予選落ち
- 2015年 NPCJ Mola Cup 優勝
- 2015年 NPCJ ビーフ佐々木クラシック 2位
- 2015年 NPCJ オールジャパンレジェンドクラシック 優勝
- 2017 JBBF オールジャパンメンズフィジーク 予選落ち
- 2018年 NPCJ ビーフ佐々木クラシック オーバーオール 優勝
- 2018年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER 4位
- 2018年 IFBB Carribean Grand Prix 優勝
- 2019年 NPCJ GRAVII CUP オーバーオール 優勝
- 2019年 IFBB オリンピアアマチュア ラスベガス 2位
YouTubeでフィジーク を世間に広めた立役者がカネキン選手です。
カネキンさんはJBBFの大会にも出たことがあります。
IFBB PRO QUALIFYの大会が開かれるまではJBBFの方がレベルが高いと言われていたので挑戦したと思うのですが惜しくも予選落ちこれまでJBBFの選手に勝てたことがありません。
2019年 IFBB Carribean Grand Prix でオーバーオール優勝してプロカードを獲得しています。
そんなカネキン選手が今回のTOKYO PROで何位になるのかとても楽しみですね。元JBBFの選手で大会の結果は
佐藤正悟
元JBBFの選手で大会の結果は
- 2014年 ベストボディ・ジャパン大阪大会 ミドルクラスグランプリ
- 2014年 ベストボディ・ジャパン日本大会 優勝
- 2015年 オールジャパンメンズフィジーク選手権 オーバーオール優勝
- 2015年 世界メンズフィジーク選手権 174cm級3位
- 2016年 オールジャパンメンズフィジーク選手権 オーバーオール優勝
- 2016年 世界メンズフィジーク選手権 174cm級 3位
- 2017年 アーノルドクラシックアマチュアメンズフィジーク選手権 175cm級優勝
- 2017年 オールジャパンメンズフィジーク選手権 オーバーオール優勝
- 2017年 世界メンズフィジーク選手権 174cm級2位
- 2019年 NPCJ ビーフ佐々木クラシック -175cm級優勝
- 2019年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER CLASS B 2位
JBBFでは絶対王者と呼ばれていた佐藤正悟選手です。
個人的見解ですが、2017年の時点で団体関係なく日本一のフィジーク 選手を決める大会があったら優勝していたであろう人です。
2020年 IFBB HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC(JAPAN OPEN) メンズフィジークにてオーバーオール優勝してプロカードを獲得しています。
日本人フィジークプロの中でなん位になるのかとても楽しみです。
廣川翔一
NPCJの選手で大会の結果は
- 2014年 ベストボディジャパン横浜大会 準優勝、日本大会出場
- 2015年 NPCJ Blaze Open フィジーク -170㎝優勝
- 2015年 NPCJ HiroshimaOpen フィジーク -170cm優勝、オーバーオール 優勝
- 2015年 NPCJ MOLA Cupフィジーク -170cm 優勝
- 2015年 NPCJ NAGOYA Open フィジーク -170㎝優勝
- 2015年 NPCJ All JAPAN LEGENDS CLASSIC フィジーク-170cm 3位
- 2016年 NPCJ WORLD LEGENDS CLASSIC フィジーク-170㎝ 優勝 オーバーオール 優勝
- 2017年 NPC VICTOR MARTINEZS LEGENDSCHAMPIONSHIPS NOVICA ClassA & オーバーオール 優勝
- 2017年 NPC VICTOR MARTINEZS LEGENDSCHAMPIONSHIPSOpen ClassA 優勝
- 2017年 NPCJ WORLD LEGENDS CLASSIC フィジーク-170㎝ 優勝 オーバーオール 優勝
- 2018年 IFBB オリンピアアマチュア AGP CLASS A 2位
- 2018年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER CLASS A 優勝
- 2019年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER CLASS A 優勝
- 2019年 IFBB オリンピアアマチュア UK CLASS A 3位
NPCJの大会でCLASS Aで絶対王者だった選手です。
身長が低いクラスの選手なのでオーバーオールでは全体的な大きさやプロポーションで負けてしまうことがあります。
ですが、見事2020年 IFBB PROFESSIONAL LEAGUE JAPAN NATIONAL PRO QUALIFIER でオーバーオール優勝してプロカードを獲得しました。
筋肉の密度や抜群の絞りでどんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
長谷川浩久
元JBBFの選手で大会の結果は
- 2014年 JBBFオールジャパンフィットネス選手権 176cm以下級 優勝 オーバーオール優勝
- 2015年 メンズフィジークアジア選手権トールクラス 優勝
- 2016年 JBBFオールジャパンフィットネス選手権 176cm以下級 2位
- 2018年 IFBB ELITE BEIJING 4位(IFBBエリートプロの大会IFBB PROとは別)
- 2019年 NPCJ SOUTH JAPAN CHAMPIONSHIPS CLASS B 優勝
- 2019年 IFBB JAPAN PRO QUALIFIER CLASS B ファーストコールまで
- 2020年 IFBB PROFESSIONAL LEAGUE JAPAN NATIONAL PRO QUALIFIER CLASS B 優勝
JBBFオールジャパンの初代チャンピオン、さらにアジア選手権の初代チャンピオンでもあります。
ナチュラル宣言をしており日本人では唯一のIFBBエリートプロのフィジーク選手でした。(佐藤選手もエリートプロの権利はあったみたいです。)
なんとそのままナチュラルで2021年のIFBB PROFESSIONAL LEAGUE JAPAN NATIONAL PRO QUALIFIERでオーバーオール優勝してIFBB PROのプロカードを獲得しています。
TOKYO PROでは優勝は難しいと思いますが、他のPRO達の並んでどう見えるのか凄く楽しみです。
エドワード加藤
元JBBFの選手で大会の結果は
- 2015年 ベストボディジャパン名古屋大会 優勝
- 2015年 ベストボディオールジャパン 2位
- 2016年 JBBF オールジャパンフィットネス選手権 176cm超級 優勝
- 2017年 アーノルドクラシックアマチュアメンズフィジーク選手権 オハイオ 10位
- 2018年 アーノルドクラシックアマチュアメンズフィジーク選手権 オハイオ 2位
- 2019年 NPCJ ビーフ佐々木クラシック +179 優勝 オーバーオール優勝
- 2019年 IFBB オリンピアアマチュア ラスベガス Class D 優勝
- 2020年 IFBB HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC(JAPAN OPEN) CLASS C
優勝
日本とイギリスのハーフで顔も体もカッコよく大人気の選手です。
姉のサリーアン加藤(河合)選手もビキニのIFBB PROカードを獲得しており、姉弟でのIFBB PROです。
2021年 IFBB HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC(JAPAN OPEN) メンズフィジークにてオーバーオール優勝してプロカードを獲得しています。
最も直近の大会でプロになっているのでプロになった大会からの進化はあまり見られないと思いますが、コンディションや質感がさらに良くなった状態で出場されると思うので楽しみです。
TOKYO PRO 予想
しばらく大会に出ていない選手もいますし、当日のコンディションによるところが大きいです。
ですが、これまでの大会の映像や筋肉の付き方、過去のコンディションなどから判断して予想していきたいと思います。
5位までの予想としておきます。
優勝
優勝は湯浅幸大選手
理由は
- 過去のプロ戦でファーストコールに呼ばれたことがある
- バルク、バランス、絞り全てにおいて弱点がない
- 出場してきた数々のプロクオリファイでほぼ優勝しており、大会経験が多く当日のコンディションの心配がない
準優勝
小池友仁選手
理由は
- バルクは圧倒的にナンバーワン
- 絞りやコンディションは山本先生と井若コーチがいるので問題なし
- 体の形がVよりTなので最近の傾向からあまり好まれないかも
3位
佐藤正悟選手
理由は
- かつては絶対王者と呼ばれたほどのフィジーク体型
- バルクはあるがJINさんと湯浅さんほどではない
- 質感が少し水っぽい
4位
金子駿選手
理由は
- バランスがいい体
- プロカードを取った時よりかなりバルクアップしていると思うので期待
- 質感やコンディションは佐藤選手よりもいいかも
5位
竹本直人選手
理由は
- 身長も高くバルクもJINさんぐらいある
- アウトラインが少し弱い
予想まとめ
エドワード加藤選手以外はオリンピアで戦うためにかなりのバルクアップをしているはずなのでどれくらいデカくなったかで変わってくると思います。
現状、湯浅さん、JINさんあたりは優勝争いに必ず入ってくると思います。
誰が優勝するかとても楽しみです。