痩せようと思って筋トレをするのは正解であり不正解でもあります。
筋トレは筋肉をつけるのが目的です。
筋肉をつけることで基礎代謝をあげて痩せやすくなります。
まずはこのとを理解しないと筋トレをしても痩せません。
では詳しく説明していきます。
- 筋トレしても痩せない人
- なぜ筋トレすると痩せやすいのか知りたい人
筋トレしても痩せない3つの理由
上記のように『摂取カロリー<消費カロリー』にしないと痩せません
その差が多くなるほど痩せるスピードが速くなります
また消費カロリーは『基礎代謝』と『運動代謝』の2種類あります
これを踏まえて筋トレしても痩せない理由を考えていきましょう
単純に食べ過ぎかも
走った時に消費されるカロリーは大体
『体重(kg)✖️走行距離(km)=消費カロリー(kcal)』です
例えば50kgの人が5km走ってお腹がすいたからとミスドのドーナツを食べたとします
50kgの人が5km走ったとしたら250kcal消費され
大体ミスドのドーナツ1個で250kcalです
せっかく走ってもドーナツ1個食べてしまったら走った事は無駄になってしまいます
たったドーナツ一個だけでもこれだけのカロリーがあるのでお菓子や甘いものは控えるようにしてください
基礎代謝が低いのかも
基礎代謝はじっとしているだけ(臓器などの働き)で消費されるカロリーです
消費カロリーの6〜7割は基礎代謝なので基礎代謝が低いと痩せないことがあります
さらに、基礎代謝が低いと運動代謝で消費されるカロリーも低いので
痩せにくい体質と言えます
なので、痩せやすい体質にするためにも、基礎代謝を高めることが重要です
運動量が少なすぎるのかも
筋トレは、主に無酸素運動なので消費カロリーはあまり高くありません
なので、筋トレだけで思ったように痩せないのなら筋トレ後にランニングなどの有酸素運動を行うことが効果的です
ですが有酸素運動をやりすぎると筋肉が分解してしまうので注意が必要です
筋トレダイエットに向いている向いていない人
人によっては筋トレをして痩せることに向いている人と向いていない人がいます
自分の生活に合わなければ続けていけないので自分が無理なく続けていけるのかを判断しよう
では①環境②性格の2つの項目で考えていきましょう
環境:金銭的な余裕がある人
ジムに通ったり、プロテインを買ったり、食事に気を使ったりすると結構お金がかかります
また、金銭的に余裕がある人は時間にも余裕があると思います
キチキチの時間でやっていると続かないので時間があった方がいいです
とはいっても、工夫次第で何とでもなるのでお金がなくても問題ないです
性格:長期的な視野を持てる人
まずは痩せることよりも筋肉を作ることを優先し、十分な筋肉をつけてから無駄な脂肪を落としていきます
なので筋トレダイエットはすぐには成果が現れません
その代わり一度筋肉がつくと痩せやすい体質になれるので個人的には筋トレダイエットをお勧めします
速く成果を出したいと言う人は食事を極端に減らすダイエットをやってもいいとは思いますがほぼ確実にリバウンドします
筋トレで痩せるためには
ここまでをまとめると筋トレで痩せるためには以下のポイントお抑える事が重要です
- 摂取カロリー(食事)を管理する
- 基礎代謝を上げる
- 運動代謝(運動量)を管理する
- 長期的な視野を持って継続する
筋肉を作りつつ痩せるための食事
筋肉を作るためにはタンパク質が重要と言うのは多くの人が知っていると思います
ですがタンパク質だけでは筋肉を作ることはできません
筋トレの質を上げるために炭水化物を取ることも重要なんです
ここで重要なのが炭水化物を取るタイミングで
筋トレ後に取ると吸収しやすく糖質が脂肪になってしまうので、筋トレ前に取ることでトレーニングのエネルギーとして消費されるようにします
タンパク質については筋トレ後は30分以内に必ず取るようにしてください
食事で足りなければプロテインでもOKです
細かい分量については下記の記事の食事の知識のところを参考にしてください
確実にダイエットを成功させるために最低限知っておくべき3つの事
基礎代謝を上げる
基礎代謝は筋トレをして筋肉がつき始めたら自然と始めたら自然と上がるので大丈夫だと思います
詳しく言うと基礎代謝は主に臓器の働きなどで消費されるカロリーのことで筋肉が消費するカロリーは2割ぐらいしかありません
ですが筋肉がない人、筋トレをして筋肉をつけた場合、かなり筋肉量の増加が見込めるので十分な効果を発揮すると思います
運動量を調整する
筋トレと食事管理だけで痩せなくなってきたときは有酸素運動を取り入れるのが効果的です
ですが、やりすぎると筋肉が分解してしまうので注意が必要です
人によって違うのですが長くても1時間以内にしておきましょう
筋トレ後に行うとより筋肉が分解しやすいので筋トレ後は控えめにしてください
長期的な視野を持って継続する
途中でやめてしまっては意味がありません
すぐには効果が現れないですが、続けていれば必ず効果を実感できる日がきます
トレーニング内容や食事を徹底することを目標にするのではなく
続けることを目標にして頑張ってください
筋トレをすることによるリスクと対策
どうしても体をハードに追い込まなければいけないので
怪我のリスクがついてきます
ですが2つのことを注意していれば防ぐことができます
- 正しいフォームを覚える
- 適切な負荷をかけて行う
これらについて詳しく見ていきましょう
正しいフォームを覚える
間違ったフォームで行うとそもそも筋肉が鍛えられないので意味がないですし
関節に負担がかかって怪我をしてしまいます
始めのうちはトレーナーについてもらうなどして正しいフォームをマスターしておきましょう(YouTubeなどもおすすめ)
慣れてきた時でも毎回フォームの確認のアップを行うようにしましょう
適切な負荷をかける
人間の骨には耐えられる重さに限界があります
ボディビルの世界チャンピオンだったロニー・コールマンは超高重量でもトレーニングのせいで歩けなくなってしまいました
もちろん、普通の人ができる重さではないのでそこまで心配する必要はありませんが、
自分の扱える重量でトレーニングするようにしましょう
筋トレしても痩せない3つの理由と痩せない時にやるべきことまとめ
今回この記事で伝えたかったことは
- とにかく継続しよう
- 摂取カロリー<消費カロリーを守ろう
- 怪我をしないようにしよう
以上のことを守っておけばそのうち効果がでます
気楽に気長にいきましょう