夏休み明けから受験勉強を始めた受験生は多くいると思います。
部活をしていたり単にやる気が出なかったり理由は様々だと思います。
そう言った受験生に残されている時間は約6ヶ月間しかありません。
そんな短期間で飛躍的に成績を上げるには得点を上げるために最も必要なことを優先して取り組むしかありません。
そのためにどうすればいいのか今回は英語について説明していきます。
何が必要なのかを把握しよう
大体上記の6つの力が必要になってきます。
6つの力の中で自分に足りないもの自分は足りているものに分類してさらにその中で優先順位を作って一番得点アップに結びつく力をつけていきます。
一つずつ見ていきましょう。
単語力
単語力は知っておかないと話にならない基礎単語力と知っていると他の受験生より有利なれる応用単語力の2つに分けられます。
まず基礎単語力は必ず必要です。
速読英単語必修編やターゲット1900など各単語帳の一番量が多くて中間の難易度のものを8割は覚えておかないといけません。
優先順位でいうと1番目になります。
続いて応用単語力は学校側がそもそもわからない前提で出してきていて推測力を測るための単語なので必要ありませんが覚えておくと有利になります。
速読英単語の上級編などの一番難易度の高い単語帳です。
優先順位は1番低くなります。
文法力
文法力は英文を感覚ではなくて理論的に理解するために必要な力です。
正確に英文を理解するためには必ず知っておかないといけません。
どんな役割をするのかを覚えておいてください。
名前や言葉で覚える必要はありません。
学校の授業でよくわからなかった人は
上記のがっちゃんという人の解説が分かりやすいと思います。
英文解釈(構造把握)力に通づる重要な力です。
優先順位は2番目になります。
英文解釈(構造把握)力
英文解釈(構造把握)力は長い英文や文法が複雑な文でも正確に早く読むために必要です。
英文を視覚的にわかりやすく理解するためのものでマスターすると一気に英文を読むのが楽になります。
英文解釈の技術100などをやってその後長文問題で練習してください。
単語力と文法力をまとめた力が英文解釈(構造把握)力になります。
優先順位は3番目になります。
ここまでの3つは必ずやっておいて欲しいです。
英文読解力
英文読解力は国語力みたいなものです。
長文問題を効率的に読み進めて答えに早くたどり着くための技になります。
例)筆者の主張を捉えたりする
段落ごとの役割を考えたりする
いちいち英文読解の参考書を使っていたら過去問の時間がなくなるので
過去問題の長文問題で練習するのが効率がいいです。
受験英語で1番の得点源になるのが長文なのでできればやっておいて欲しいです。
優先順位は4番目になります。
速読力
速読力は単純に読む速さになります。
国語の問題でもそうですが読むのが速いと圧倒的に有利になります。
速読英単語などの長文たくさん載っていてかつCDが売っているものを使って毎日1ページ分見ながら2回見ないで2回シャドーイングしてください。
1冊終わる頃には読むのが劇的に早くなっています。
こちらも長文に関することなのでできればやっておいて欲しいです。
優先順位は4番目です。
英文読解力と速読力のどちらかは必ず身に付けましょう。
和訳英訳力
和訳力は英語の文を自然は日本語に訳す力になります。
英訳力は日本語を自然な英語に訳す力になります。
英語には意味が被る単語が多く出てくるのでどの単語がどの意味の日本語の場合に使うものなのかなどいくつかのポイントがあるので和訳や英作文の問題を解くのに必要です
可能なら誰かに添削してもらうのが一番効率の良い練習法です。
無理ならいくつかのパターンを覚えるのが良いです。
優先順位は5番目です。
リスニング力
リスニング力はネイティブの英語を聞き取る力です。
そもそもネイティブの英語は発音していない場所やつながっている場所などが多くそのせいですごく早くて聞き取り難いです。
なのでどこを飛ばしているのかどこを繋げているのかを理解しないといけません。
上記のニック式英会話で勉強するのがおすすめです。
優先順位は5番目です。
計画の立て方
敵を知って自分を強化してもう一回挑戦するが基本です。
ただし時間がなく敵への挑戦できる回数が限られているので厳しい戦いになります。
順番に解説していきます。
事前準備
まずは事前準備が必要です。
もしボスにいきなり挑めるゲームがあったとしてもいきなり挑んでも意味ないですよね
おそらく自分が攻撃する前にやられてしまいます。
最低でも『相手の攻撃を一回は耐えて自分の攻撃を一回は当てれないと敵の力を図ることはできません』
なので相手の力を測るためにも自分の力をある程度はつけておく必要があります。
先ほど説明した単語力と文法力の2つは身に付けておきましょう。
何が足りないのかを把握する
実際に問題を解いてみてわからない一文や問題があった時どの力があれば理解できたのかを分析する。
例)英文は読めたけど問題が間違っていたら英文読解の力が足りない
和訳の問題で言いたいことはあっていたけど言葉の選択が違っていたら和訳力
などのように分析して自分が必要な力を把握する。
足りないものの中で優先順位をつける
一番重要なのは得点を取ることなので得点に一番直結する力から鍛えてきます。
各大学によって和訳の問題が多かったり選択の問題が多かったり様々なので自分の受ける大学の過去問を見てどの力をつければ自分にとって一番力になるのかを見極めよう。
できるところまでやる
全ての力を完璧にする必要はありません。
もともと時間がない中で一番得点を上げるために優先順位を作ったので全ての力をやろうとするのではなくて優先順位の高いものだけをできるところまでやりましょう。
出ないとせっかく優先順位をつけた意味がありません。
終わりに
期間が少ないとどうしても焦っていろいろなことに取り組もうとして失敗することが多いです。
そうならないためにもまずは自分に必要な力を見極めて最後までブレずに優先度の高い勉強だけをひたすらやっていてください。
それが時間のない人にとって一番有効な勉強だと思います。