相場に合わせた戦略とはなんなのか?
- レンジ相場かトレンド相場か
- 時間による相場の変化
- 直近の値動きの法則
以上の3つの観点から相場に合わせた戦略とはどういったものなのかを見ていきましょう。
レンジ相場かトレンド相場か
近年はAIによって相場が効率化されており値幅が以前と比べて少ないです。
特にドル円は長期足で見ても値幅のないレンジ相場になっています。
ドル円に比べてポンド円などのクロス円通貨は上昇トレンドを形成しています。
この2つの通貨をトレードしようとするときに高値ブレイクを狙ったエントリーをしたとします。
- ドル円の場合は高値を超えても伸びにくいから強い上昇で利確
- ポン円の場合は高値を超えると伸びやすいから出来るだけ上昇についていく
などの戦略をとる必要があります。
時間による相場の変化
為替は24時間動いていますが、主に相場を動かしている人達は変化しています。
大きく分けて日本時間、ロンドン時間、NY時間の開始と終わりに入れ替わりがあります。
当然ですが、新しく入ってきた人達も戦略を考えているのでこちらも
- 値動きについていくのか
- どちらかに伸びたら逆張りするのか
と言った戦略を考えないといけません。
直近の値動きの法則
これは直近の短期的な値動きを考慮してどういったポジションをとって、いつ利確・決済・損切りをすべきかを判断するために必要です。
例えば、直近の値動きとして高値を超えてもあまり伸びずに戻ってきてしまう時に、高値更新を狙ってエントリー高値更新で建値にストップを置いて放置する戦略をとっているとします。
- 当然建値で切られることが多くなる
- でも最終的には押し目を作ってさらに上昇してしまうことがよくある
- 一旦高値更新で半分エントリー押し目候補で残りをエントリー割れたらすぐ切る
- 1回目の伸びで決済
- 押し目を待ってからエントリー
などの戦略を取る必要があります。
勝つための相場戦略の作り方
チャートを真剣に監視する
まずはチャートをしっかり監視することが重要です。
チャートを監視するときは1分足を見るのがオススメです。
1分足は絶えず動いているので直近の値動きの変化に気づきやすいし、見ていて暇になりません。
ともかくチャートを見ないことには値動きの変化に気づけないので監視する必要があると思います。
負けエントリーはなぜ負けたのかを分析する
自分なりの手法でエントリーしていると思います。
自分の手法での負けトレードが自分の手法の範囲内の負けなのか、そうでないのかを考えることが重要になってきます。
自分の手法の範囲内の負けの場合は問題ないのですが、そうでない場合は改善が必要です。
相場に合わせた新しい戦略を作る
上記の戦略にもあるように
- 長期のトレンドかレンジが終わったのか
- 時間帯が不味かったのか
- 値動きの変化に対応できていないのか
などの戦略的な部分を変える必要があります。
ここで全く別の手法に移ってしまうとそれまでの経験が無駄になってしまうのでやめましょう。
使える相場戦略
9時、15時から16時、22.30時の逆張り
先ほどあったようにこれらの時間は相場を動かしている人たちの入れ替わりが起こる時間なので逆張りが成功しやすいです。
ただし逆方向に行った場合大きく動く可能性もあるので損切りをしっかりしましょう。
また時間だけで逆張りするのではなくて自分の手法で優位性のある場所でエントリーしてください。
トレンド相場での高値ブレイクエントリーすぐ建て値
為替の場合はあまり有効ではないが、仮想通貨や株のいわゆるバブル相場ではかなり有効な戦略です。
利確はせずにストップを引き上げていくことで楽に値幅を取ることができます。
ひたすら高値を更新し続けているときは高値でも高いと思わずに脳死で買い続けても意外と勝てます。
とはいっても高値で買うのはかなり勇気がいるので難しいと思います。