英語の勉強には順番がとても大事です。
いきなり長文も練習をしても意味はないし、単語ばかり覚えるのも意味はないです。
どんな順番で勉強するすればいいのかわからない。
どうすればいいんだ?
大学受験向けの英語の勉強法は大体決まってるんです。
この記事では中学レベルから大学受験に対応するための道のりを紹介します。
大学受験英語入門編
中学レベルの単語を暗記する
簡単な英文の中で文法や構造把握の勉強をするときに中学レベルの英単語がわからないと話にならないので、少なくとも中学レベルの単語は知っていて欲しいです。
中学の時に勉強してなくてわからない人は中学の時の単語帳から始めてみましょう。
まずは英単語から始めよう!
英語の文章がどのようにできているかを理解する
英語は日本語の文章と作り方が違うんです。
例えば…..
私はりんごがとても好きです。
私は りんごが とても 好き
日本語は最後に動詞がくる。
I like apples very mush.
私は 好き りんごが とても
英語は最初に動詞がくる。
このような日本語と英語の違いがわかればたとえわからない単語が出てきても『最初の方なら動詞かな』と予想できるんです。
基本的な文法を知っておく
不定詞とか動名詞とかいろいろありますが名前とかは知らなくてもいいです。
I play baseball.
s v o
私は野球をします
普通の動詞の役割。
I like playing baseball.
s v o[v ing+o]
私は野球をするのが好きです
動詞ing+目的語で「何かをすること」という目的語を作るための動詞。
✳︎補足….sは主語 vは動詞 oは目的語
知らないと絶対にわからないので覚えておきましょう。
大学受験英語基礎編
英文解釈(構造把握)を完璧にしよう
英文解釈(構造把握)とは上記のように一つの文章を主語、動詞、目的語、副詞などに分けて文章の構造を理解して和訳することです。
これが出来ると、どんなに難しい文章であっても簡単に和訳できるんです。
itは形式主語で本当の主語は[ ]の中身になります。
[ ]の中身はto+動詞の名詞節になっておりv2の目的語は[ ]の中身(o2)になります。
[ ]の中身は[ ]が名詞節(s3)になっています。
that は「~ということ」という意味になる同格のthatです。
全訳:作業が快適かどうかは個人に依存しているということを覚えておくことは大切です。
✳︎補足….sは主語 vは動詞 oは目的語 cは補語
文章によって読めたり読めなかったする人は英文解釈(構造把握)を完璧にできるようになったらほとんどの文章を読めるようになると思います。
最初は短文での練習をしてほぼ完璧にできるようになったら長文での練習をしてください。
I am cat 最初はこのレベルから始めよう!
s v c
長文はまず英文解釈(構造把握)を全てしてから和訳する練習をしてください。
最後は入試問題の和訳の問題を英文解釈(構造把握)できるように練習してください。
ここまでできれば読めない文章はないと思います。
高校レベルの英単語を暗記する
いくら英文解釈(構造把握)が完璧になっても英単語がわからなければ正確に訳すことはできません。
いったい何個覚えればいいんだ〜
多くの受験生が覚えているであろう単語を覚えていれば大して差はつかないんです。
おすすめは下記に書いている速読英単語の必修編です。
大学受験英語応用編
難しい単語も覚える
英単語はかなりたくさんあるので試験に出てきた単語が全てわかるようになることは不可能です。
ですが他の人がわからない単語を知っていれば、その分単語を予測する時間を短縮できるので有利になります。
英単語は毎日コツコツ覚えよう!
おすすめは速読英単語上級編です。
熟語やイディオムを覚える
一部熟語やイディオムは英文解釈(構造把握)で説明できないものもあるので
出来れば覚えておきましょう。
英文解釈(構造把握)が分かっていれば覚えなくても大丈夫なものもあるので英文解釈(構造把握)が終わってから初めましょう。
音読をする
音読はリスニングの練習にもなるんですが、それだけでなく速読の練習にもなるので時間内に解ききれない人は積極的に取り入れましょう。
音源があるならシャドーイングもおすすめです。
目・耳・口の3つを使って効率よく勉強しよう!
大学受験では長文問題の比重が高いので読むのが遅い人は積極的に取り組みましょう。
長文対策
大学受験英語の主な問題は長文問題です。
長文問題が解けないことには志望校に合格することはできません。
ですが学校の授業ではあまり長文問題の解き方を教えてくれません。
そのせいで長文問題が苦手な人が多くなっています。
6つのことを意識することで長文が正確に早く解くことができるようになります。
過去問対策
最後に過去問対策しておわりです。
学校によって傾向があるので、傾向に慣れておかないと初めて見る形式の問題が出たときにテンパってしまうかもしれないので、過去問対策もしっかりやりましょう。
過去問対策が一番差が付きやすいので手を抜かないように!
大学受験英語おすすめ参考書
しばらぶさんによるイラストACからのイラスト実際に使って良いと思ったものだけを紹介しています。
自分が使いやすいと思ったものを使ってください。
英単語・英熟語
- 速読英単語 入門編 (中学レベル~高校初期)
- 速読英単語 必修編 (高校レベル~中堅大学レベル)
- 速読英単語 上級編 (難関大学レベル)
- 速読英熟語
速読シリーズは長文がついていて次のページに単語が載っています。
文章の中で使われてる単語で覚えれるのでおすすめです。
大体単語を覚えれたら英文を読みながら、頭の中で英文解釈(構造把握)を意識して読んでみるのもおすすめです。
英文解釈(構造把握)
- 入門英文解釈の技術70 (全くわからない人)
- 基礎英文解釈の技術100 (なんとなく主語、動詞、形容詞くらいはわかる人)
英文解釈の技術は短文一つで一つのトピックについて詳しく解説してあるので全く英文解釈(構造把握)が出来ない人におすすめです。
英語がとても苦手な人以外は基礎からでいいと思います。
- 英語長文ハイパートレーニング レベル1 超基礎編
- 英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編
- 英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編
英語長文ハイパートレーニングは長文問題集ですが、回答に全文の英文解釈(構造把握)が載っているので、自分が英文解釈(構造把握)を理解して読めていたかの確認ができるのでお勧めです。
CDもついているのでシャドーイングも出来ます。
英語がめちゃくちゃ苦手という人以外はレベル2からでいいと思います。
センター試験は終わりましたがセンター編でも構造把握の練習には使えるので問題ないです。
文法・イディオム・など
- 大学入試New基礎英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ (8))
- 大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ)
基本的には何でもいいですが選択問題が多いと選択肢を見たらわかるけど選択肢がなかったらわからない状態になってしまうのであまりおすすめできません。
出来るだけ選択肢以外の問題もあるものを選びましょう。
基礎の方(緑色の方)は選択問題が多いので全く文法・イディオムがわからない人以外は普通の方(赤色の方)からでも大丈夫です。
大学受験英語勉強法|効率の良い順番で勉強し最短偏差値UPまとめ
acworksさんによるイラストACからのイラスト- 中学レベルの単語を暗記する
英語の文章がどのようにできているかを理解する
基本的な文法を知っておく - 英文解釈(構造把握)を完璧にしよう
高校レベルの単語を暗記する - 単語を覚えまくる
熟語やイディオムを覚える
音読をする
過去問対策