上記の記事で書いた通り現在の秒スキャでは爆発的な損益を上げる事は難しいです。
では実際にはどれくらいの損益率で推移するのが現実的なのかを紹介します。
基本的に国内証券会社の話になるのでスプレッドは0.2pips、レバレッジは25倍という前提です。
初期資金は10万円で1ヶ月20日で複利で計算します。
1日当たりのpipsなどはあくまで目安です。
当然ですが勝つ日負ける日はあるので平均で考えてください。
また税金は考慮しておりません。
日利で計算すると(1000万円まで)
1日5pips取り続けた場合
10万円で打てるのは少し余裕を見て2万通貨とすると5pipsとると1000円になるので日利は1%になります。
これを1年間(240日)続けた場合の損益の推移は
日(ヶ月) | 金額(万円) |
1 | 12 |
3 | 18 |
6 | 33 |
9 | 60 |
12 | 108 |
24 | 1001 |
大体上記の計算になります。
これがもし100万円が元手だった場合は上記を10倍した金額になります。
おそらく多くの人が想像している額より多いと感じるはずです。
もちろん1日5pipsを継続してとるのは簡単なことではないですが秒スキャをマスター出来れば今の相場でも十分にとることが出来ます。
では次は1日10pips取り続けた場合どうなるのかを見ていきましょう。
1日10pips取り続けた場合
上記と同じ条件で1日10pipsとると、2000円なので日利2%になります。
これを1年間(240日)続けた場合の損益の推移は
日(ヶ月) | 金額(万円) |
1 | 14 |
3 | 32 |
6 | 107 |
9 | 353 |
12 | 1158 |
すごいことになりますね。
注意点
日利で計算しているのでこの数字になります。
つまり数日ごとにロットを上げ続けることになります。
最後の方は毎日ロットを上げてトレードしている状態になります。
人によってはあるロットに達するといつものトレードができなくなる人もいるので現実的ではないかもしれません。
なので次は月利で見ていきましょう。
この場合は月単位でロットを上げれば大丈夫です。
月利で計算すると(1000万円まで)
月利20%の場合(1日5pips)
大体1日5pips取った場合と同じくらいです。
ロットは一月は同じままで大丈夫になります。
これを1年間(240日)続けた場合の損益の推移は
日(ヶ月) | 金額(万円) |
1 | 12 |
3 | 17 |
6 | 29 |
9 | 51 |
12 | 89 |
26 | 1144 |
大体これくらいになります。
ロットを常に上げていく場合と比べると損益は落ちます。
ですが安定感は増すと思います。
月利40%の場合(1日10pips)
大体1日10pips取った場合と同じです。
これを1年間(240日)続けた場合の損益の推移は
日(ヶ月) | 金額(万円) |
1 | 14 |
3 | 27 |
6 | 75 |
9 | 206 |
12 | 566 |
14 | 1111 |
日利で計算するのと最終的に2倍くらい違ってきます。
日々の小さな積み重ねにって複利の効果が大きくなるのが実感できると思います。
数pips、ちょっとロットを上げることが後にかなり影響していきます。
1回当たりの最大発注量やスリッページについて
国内証券会社は一回当たりの発注上限があるので複利で秒スキャで増やしていくには限界があります。
なので複数業者を使ってトレードしないと秒スキャはできません。
そうなると時間がかかるので少し遅れたエントリーになってしまい不利になります。
他にも注文枚数が大きくなるとスリッページが起こる可能性も高くなります。
これらのことから資金が大きくなるにつれて(約1000万円から)複利で計算したような損益にはなりずらいです。
億トレへの道のり(1000万円以降)
上記のことを踏まえて億トレーダーになるために1000万円以降の推移を見ていきましょう。
月利20%の場合
日(ヶ月) | 金額(万円) |
1 | 1200 |
3 | 1728 |
6 | 2985 |
9 | 5159 |
12 | 8916 |
13 | 10699 |
10万円から月利20%を39ヶ月続けることができれば1億円稼げます。
税金などを考慮しても48ヶ月(4年)で1億円になります。
月利40%の場合
日(ヶ月) | 金額(万円) | |
1 | 1400 | |
3 | 2743 | |
6 | 7529 | |
7 | 10541 |
月利40%の場合は21ヶ月で1億円になります。
税金を考慮しても2年あれば1億円稼げる計算になります。
余程相場が良くないと40%を続けるのは難しいですが、そこそこの相場が続けば3年で達成することは可能だと思います。
ハイレバ海外FXではなく国内FXでも十分である
上記の数字を見てまだ海外ハイレバで負け続けますか?
私もハイレバの方が資金効率が良くて勝ちやすいのではないかと思っていました。
スプレッドが広くてもレバレッジが高いからRRが良くて期待値のあるトレードをしていれば勝てると思っていました。
そんな事はありません。
もちろんトレード自体が上手く、ハイレバのいいところをうまく使える人は全然使ってもいいと思います。
ですが、初心者の人や海外FXで負けている人は国内FXに挑戦してみるのがいいと思います。
普通に考えて一年で資金が数倍になるのはかなりすごい事なので海外ハイレバFXに惑わされずに国内FXをやってみましょう。
秒スキャおすすめFX会社を紹介
秒スキャは会社選びがとても重要です。
理由は秒スキャのデメリットであるスプとボラの影響をできる限り軽減するためです。
そのために必要なのは
- スプレッドの狭さ
- スプレッドの広がり
- 約定の速さ
- ツールの使いやすさ
などです。
他にも秒スキャをする場合の注意点として口座凍結リスクもあります。
これらを踏まえておすすめの会社を紹介します。
JFX
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
スプレッドが狭い | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
スプレッドが広がらない | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
約定の速さ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
ツールの使いやすさ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
口座凍結リスク | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
JFXは社長が元トレーダーで現在も秒スキャをしているので秒スキャ向けの会社です。
国内では珍しくMT4が使えます。
秒スキャをするにはMT4は必ず必要なのでMT4を使える口座を持ってない人は必ず開設しましょう。
また、秒スキャOKと公認しているので凍結の心配は少なく長く使えるいい会社だと思います。
DMM FX
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️ |
スプレッドが狭い | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
スプレッドが広がらない | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
約定の速さ | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
ツールの使いやすさ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
口座凍結リスク | ⭐️⭐️ |
DMM FXは初心者にも使いやすいツールになっているので初めての口座におすすめです。
ですが、秒スキャをやっていると凍結される可能性があるので長期的に利用するのは難しいです。
なので口座開設時のキャッシュバックをもらいながらFXの練習をする口座にしましょう。
キャッシュバックを有効に使うと実質スプレッドが0.1の環境でトレードできるのでおすすめです。
まだFX口座を持ってない人は必ず開設しましょう。