我が家の猫はちょうど冬になりかけの10月から11月にかけての間で尿結石になってしまいそこから腎不全らしきものまで悪化してしまいました。
確かな原因はわからないですが獣医さんに聞いたいくつかの注意事項を共有したいと思います。
尿結石以外にも冬に注意しておかないといけないことがいくつかあるのでそちらも書いていきます。
- 猫を買いはじめて初の冬を迎える人
- 猫に健康に長生きして欲しいと思っている人
猫が冬に健康に過ごすためには
冬に飼い主が注意すべき点は上記の5つです。
その中で大きく分けると寒さによる猫自身の行動と人間による家電の扱いになります。
まず、猫自身の行動としては寒くなると動きたがらず水を飲む回数が減ったり、トイレの回数が減ったりします。
次に、家電の扱いですが猫も人間と同じで急激な寒暖差はよくありません。
またコタツのなかに猫がいるとき気づかずにコタツを付けてしまって猫が低温火傷になってしまう場合があります。注意しましょう。
では一つずつ詳しく見ていきましょう。
水をしっかり飲んでいるか
猫の先祖は砂漠に住んでいたと言われており、少ない水分で尿を作れるようになっています。
ですが少ない水分で尿を作ろうとすると腎臓に負担がかかります。
その体質のせいで猫は腎不全などの病気になりやすいと言われています。
なので普段より水を飲む回数が減り腎臓に負担がかかりやすく腎不全などの危険が高まります。
他にも尿が濃くなり尿結石になる可能性もあります。
ここからは腎臓について理解して欲しいことを解説します。
腎臓はネフロンから成り立っています。
ネフロン(nephron:腎単位)とは、腎臓の基本的な機能単位であり、腎小体とそれに続く1本の尿細管のこと。 人間の場合は左右の腎臓合わせて2百万個ほど存在し、各ネフロンで濾過、再吸収、分泌、濃縮が行われ、原尿が作られていく。 腎臓の皮質部分に位置する。
https://ja.wikipedia.org/
ネフロンは一度機能を失うと回復することはありません。
ネフロンが機能しなくなると尿毒症になって最悪死んでしまいます。
なので腎臓に負担をかけた生活をしていると長生きできる可能性が低くなります。
そうならないためにも普段から水を飲んでいるか見ておいてください。
猫に水を飲ませる方法
冬や水も冷たくなっているので少しぬるめの水をあげると喜んで飲んでくれるかもしれません。
他には猫用のミルクをあげるのもおすすめです。
ただしミルクをあげる際はどのくらいあげてもいいのかを確認してからあげましょう。
続いては目の前に持っていって半強制的に飲ませる方法です。
寒くて動いていないだけで水は飲みたいと思っていた時は飲んでくれます。
最後は新鮮な水をあげる方法です。
頻繁に水を変えるのでもいいですし、自動給水器を使うのもいいと思います。
トイレの回数は減っていないか
トイレの回数が減るということは尿が体に溜まっている時間が長くなるということです。
そうなると膀胱炎になったり尿結石なったりします。
また、尿結石になってしまって尿が出にくくなってしまっている場合もあります。
猫がトイレに入っても尿が出ていない場合もあるので尿が出ているか確認できるようにしましょう。
もし1日以上尿が出ていない場合は大至急病院に行ってください。絶対です。
太っていないか
冬になると猫の行動量が減るので食事量は同じでも太ってしまう場合があります。
大型猫はそもそも心臓に疾患があったりするので特に注意が必要です。
またジャンプを失敗して怪我をしたり、運動能力が劣って怪我をしてしまう場合もあるので適切な体重をキープできるようにしましょう。
暖房やストーブをつけている場所とそうでない場所の温度差
人間の場合はお風呂を出た後の脱衣所などでよく起こるヒートショックですが、猫の場合は夜に暖房やストーブを消したときに起こる可能性があります。
なので暖かい猫の寝場所や暖房の部屋で一緒に寝るなどして暖かい場所で過ごせるようにしましょう。
上記の商品は最高でも約38度なので低体温症の心配もいらないし、コードも噛みつき防止保護がされているので安心です。
コタツなどでの低音やけど
猫は体温が38度と高いので猫本人は44度くらいでは暑さを感じにくいので飼い主が気をつける必要があります。
もし低温火傷になったとしても毛に覆われているので症状が見つけにくいのでならないように最善を尽くしましょう。
発見する方法としては同じ場所を舐める、触ると痛がる、はげているなどになります。
応急処置としては濡れタオルや氷袋で10分ほど冷やしてあげましょう。
その後はできるだけ早く病院に行くようにしましょう。
終わりに
以上が冬に猫の飼い主が注意しておくべきことです。
命に関わることもあるので尿が出ているかなどは特に注意してください。
飼い主が上記を意識するのとしないのでは今後猫が健康に過ごせるのかを左右することになるので是非覚えておいてくださ。