[体験談]猫のおしっこが出ないときに飼い主がすべき事

[体験談]猫のおしっこが出ないときに飼い主がすべき事

初めにやるべき事

  1. 何日間おしっこが出てないかを確認する
  2. 丸1日以上でていない場合は病院に行く
  3. 夜中の場合も深夜にやっている病院を探す
  4. 病院ですぐにおしっこを出す

目安ですが2日以上おしっこが出ていないと尿毒症になってしまう可能性があり命に関わります。

尿を出す方法は結石ができている場合は結石を溶かすか手術で取り除くか管を通して排出するかになると思います。

ここからは実際の体験談を書いていきます。

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[体験談]おしっこが出なくなった猫の治療

[体験談]おしっこが出なくなった猫の治療

病院に行くまで

猫の種類ですが純血のメインクーンという種類です。
歳は3歳7ヶ月 雄です。

11月の中旬頃の夕方でした。

トイレに何回も行ったりトイレ以外の場所で力んでいるのを見つけました
明らかにおかしかったので調べると尿が詰まっているかもしれないとわかりました。

その日の朝おしっこが出ていたのと、まだ尿毒症の症状が出てなかったので翌朝一番に病院に行きました。

急を要する場合先に見てもらえないか相談してみましょう!

病院に行くとまずはおしっこを出さないといけないので管を入れて溜まってる尿を排出させました。
その尿を検査して何が原因か突き止めます。

尿が詰まった原因

尿が詰まることの原因は尿結石(ストルバイト)が詰まっていたようです。

まだこの段階ではなぜ尿結石が出たのかはわかりませんでした。
他の尿検査の結果は問題かったです。

腎不全の時悪くなるクレアチニンなどは正常でした。

その後は2〜3日管を通したままで膀胱の中を洗浄して結石を取り除きます。
病院でおしっこが出るのが確認できたら退院できます。

退院後は結石用のご飯に変えて溜まらないようにすることしかできることはありません

退院の時に結石が出た原因は体質(尿管が曲がっている、ちょっと太り気味、去勢手術をした)と言われました。

多くは安い餌をあげていたりする場合になるみたいです。

退院後1回目

無事退院できたんですがあまり調子がよさそうに見えずトイレに行っても尿が出ず赤い血の混じったような尿が至る所に垂れていました。

はじめは管を通していたからなのかと思っていましたが明らかにおかしかったのでもう一度病院に行くことにしました。

病院2回目

また管を入れて尿を出しました。
尿が溜まると尿毒症になって死んでしまうので管を入れるのはしょうがないみたい。

今回は血が詰まっていると言われました。
前回は尿検査しか行わなかったので今回は腎臓の検査(SDMA腎臓病早期発見)を行いました

この時はSDMAが基準値の4倍くらいの値でした。

この結果がかなり悪く腎臓を超音波、x線検査などで見ると半分ぐらい機能していないと言われました。
腎不全と言われました。

この日はまだ退院できなかったです。

退院2回目

この時は腎不全と言われていたのでまだ信じきれず退院したら別の病院にも行こうと考えてました。

ですが病院の先生が大きな病院を紹介してくれたの2日後そこに行くことになりました

2日後と言われていたのですが、大きな病院の先生が見てくれるといってくれたらしく次の日の朝に見てもらうことになりました。

大きな病院

いろいろな検査をするので麻酔をかけての検査になりました。
その日に検査が終わったのでその日は家に連れて帰れました。

検査結果は腎不全ではありませんでした
とりあえずひと安心です。

超音波やX線でも問題はありませんでした。

ですが心臓が少し悪いと言われました。
症状は特にないですがいきなり悪くなるかもしれないと言われました。

メインクーンは大型猫で遺伝的に心臓の病気になりやすいので仕方がないです。

腎不全ではありませんでしたがまだペニスが炎症しているのでそれが治らないとまた血が出ておしっこが出なくなるので手術しないといけなくなるらしく安心はできません。

炎症が何の菌で起こっているのかが分からないらしくそれを調べるの10日かかるので
その間のとりあえずの薬をもらいました。

舐めないようにカラーもつけないといけないです。

ご飯を食べなくなる

大きく力が強い猫なので薬を無理やりあげれないのでご飯に入れたり、薬用のおやつを買ったりしながらあげようとしたんですよほど嫌らしく
全然薬を飲んでくれず、ご飯も食べなくなりました

2日ほど、ほとんど食べなかったのでもう一度病院に行くことにしました。
数粒は食べていたので特に問題はありませんでした。

一切食べてないと脱水症状になるかもしれないので危険です。

ご飯で遊んだりしながらだと食べてくれるかもしれなです。

カラーをつけたり、餌をあげたりしたストレスが原因かもしれないとのことでカラーを外してあげることにしました。

すると数日経つとご飯を食べるようになりました。
それと同時に薬を飲まなかったのに炎症も治っていてひとまずは完治できました。

完治後

腎不全ではなかったものの少しは腎臓も悪いのと心臓も少し悪いので少しでも長生きできるように餌を変えました(それぐらいしかできることがない)

まだ薬を飲むほどは悪くないみたいなのでひと安心です。

腎臓と心臓の両方をケアできるご飯があまりなく高齢用のご飯になりました
食べてくれているのでよかったです。

また結石が溜まるかもしれないので毎月尿検査(他の検査も時々)をしています

なぜこんなことになったのかははっきりとはわかりません。

これらの経験を踏まえて飼い主ができること

これらの経験を踏まえて飼い主ができること

遺伝子検査を受ける

最近は技術の進歩により簡単に遺伝子検査を受けられます。
遺伝性の病気になりやすいのかがわかります。

例えばねこちゃんは喋れないからDNAに聴きましょう!WEBで結果確認可能な猫遺伝子検査【Pontely】 などです。

こちらの検査は猫の口の中の粘膜を採って送るだけで良いので簡単にできます

病気の対処・予防が早くできるので長生きできる可能性が上がります

健康には常に気を配る

できれば年に1回は健康診断を受けるのが望ましいです。

無理だったとしてもおしっこが出ているか、いつもと歩き方が違うとか、水を飲む量が多い少ないなどの普段の生活の中の変化に早くきずけるようにしましょう。

こちらの記事では猫の毛での健康管理を紹介しているので読んでみてください。
猫の健康管理をするのに毛艶をチェックするのがおすすめな理由

猫の病気についても知っておこう

どんな検査があるのか、対策はできるのか、遺伝的になりやすい病気は何かを知ることは大事です。
今回は泌尿器に関することを書いていきます。

尿結石について

尿結石はいろいろな原因でできます。
主な原因としては、栄養バランスの偏った食事やストレスなどが挙げられます。

発見するにはトイレに頻繁に行っているトイレ時間が長いなどが挙げられます。
これらが見られたら尿検査をしてみた方がいいです。

尿検査は尿を持って行くだけで15分くらいで終わるよ!

対策としては水を多く飲ませる品質の良いご飯を食べさせる(目安1kg1000円以上)
ストレスを減らすなどです。

治療法は溶かすことができたり・管を通して排出させたり・外科手術で取り除いたりすることになります。

その後は療法食を食べないといけません。

結石で尿が溜まってしまうと尿毒症と呼ばれる症状になり、最悪死んでしまうので注意が必要です

詳しくはこちらのサイトを見てください。

腎不全について

腎不全は急性腎不全慢性腎不全があります

急性腎不全は早急に対処しなければ死んでしまうがきちんと対処できれば健康な腎臓まで回復できます

慢性腎不全は少しずつ進行しているので気づいた時は腎臓の70%が機能してない場合が多く頑張っても1年ぐらいしか生きれません

ですが最近は新しいSDMAという検査があり早期発見が可能になりました
なので早期に発見できて、腎臓をケアしていけば長生きできます。

原因としてはそもそも猫は腎臓に負担がかかる体質であることや遺伝などがあります。

対策はせいぜい水をたくさんの飲ますくらいです。

治療法は療法食を食べるこや薬などがあります。

詳しくはこちらのサイトを見てください。

自分で調べるようにする

獣医師の意見だけに縛られずに自分で調べるようにしましょう。

もしくは他の病院に行って他の獣医師の意見を聞くのもいいです。
あとで後悔しないように自分でもできる限り調べましょう。

[体験談]猫のおしっこが出ないときに飼い主がすべき事まとめ

[体験談]猫のおしっこが出ないときに飼い主がすべき事まとめ

現在の猫は平均寿命も上がっておりその分高齢になり病気になることがよくあります。

できる限り、最後まで元気に過ごせるように飼い主がしっかりとした知識を持っておきましょう。

病気になるのは仕方がないことです、しっかり受け止めてその後の生活が少しでも良くなるように最善を尽くしましょう。

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